15、生きている限り、人間はすべてを奪われることはない。

正岡子規の言葉。


「自分に何もないときにできる唯一の策は勇気を持つことである」
というユダヤの言葉にもあるが、
人間の生きる時間とは、何もかもを奪われる状況になる前に、
自分か、そうでない何かが救うなり終わらせるなりをしてしまうものだ。

何もない、とは難しい。
それは死んでいることですらない。
死は生の苦痛を和らげる。しかし生の喜びを滅する。
それは結果的に何かの利、ないし不利を満たすものである。

だからこそ、勇気。
挑戦し、戦い、諦めず、屈することなく進み続けることは大事だ。

奇跡のような大逆転にはいつだって、
ほんの僅かな勇気があるものだ。
あのとき思い切って動いてよかった、という話は後を絶たない。
それは、行動しなければ運以外の変化は起こらないからである。

行動すれば変わるものばかりではない。
だが行動しなければ変わらないものは多い。
行動を起こすのは辛く苦しいかもしれない。
だからこそ、最初に必要なのは、ほんの少しの勇気だけなのだ。

失敗して失われるものが全てではないのだ。
だからこそ、失敗を恐れることなく動くことが大事だ。
まずは失敗して、それから正せばいいのだから。

その一連の在り方は、
自我や知性に恵まれなかった人でなければ、
おおよそ誰でもできることばかりだ。


勇気とは恐れないことだけではないと思う・・・のだが、
それはまたいつかの機会にでも。

生きている限り、人間はすべてを奪われることはない。

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